関市議会 2022-06-15 06月15日-12号
しかし、今、ロシアのウクライナ侵略に乗じ、我が国の自民・公明与党を初め、日本維新の会や国民民主党から軍事費の大幅増や敵基地攻撃能力の保有、大軍拡を求めるまさに憲法破壊の大合唱が起こっております。戦争につながる軍事対軍事、この悪循環の道に日本を引き込む大変危険な企みであります。
しかし、今、ロシアのウクライナ侵略に乗じ、我が国の自民・公明与党を初め、日本維新の会や国民民主党から軍事費の大幅増や敵基地攻撃能力の保有、大軍拡を求めるまさに憲法破壊の大合唱が起こっております。戦争につながる軍事対軍事、この悪循環の道に日本を引き込む大変危険な企みであります。
武器の使用、武力行使能力を持つ軍隊を派兵した安倍政権は、事実上、憲法破壊に踏み込んだ最初の政権に堕しました。積極的平和主義という都合のいい定義で、日本が憲法が禁じる戦争に加担する軍事国家に名実ともに変貌したことを世界に表明したことになります。 こうした戦争する国への変貌、国民は、軍事費の増大からも軍備拡張・拡大を懸念しています。
戦争立法と言われておりますけれども、海外で戦争する国につくりかえる、これこそ憲法破壊の法案です。抑止力と言われましたが、自衛隊がアフガンやイラクのような従来の戦闘地域まで行って軍事支援を行うことに、日本はどこからも攻撃されていないのに集団的自衛権を発動して、米軍と一緒に海外で戦争ができるようになるという中身です。 請願は、今国会での廃案を求めるものです。
集団的自衛権の行使容認の重大な転換を閣議決定だけで変更することは到底許されるものではなく、一内閣の判断だけで憲法解釈を勝手に変えることは、立憲主義の否定そのものであり、憲法破壊の暴挙だと言わざるを得ません。安倍首相は集団的自衛権の行使容認に執念を燃やし、自民・公明の与党による密室協議が続けられていますが、国会を蚊帳の外に置き国民不在のまま暴走している状況です。
この重大な転換を閣議決定だけで変更することは到底許されるものではなく、一内閣の判断だけで憲法解釈を勝手に変えることは、立憲主義の否定そのものであり、憲法破壊の暴挙だと言わざるを得ません。